Circular Economy Organization

一般社団法人サーキュラーエコノミー推進機構

Circular Economy Organization

創設趣旨

  • IoT
  • ビッグデータ
  • モバイル
  • クラウド
  • AI

IoT、ビッグデータ、モバイル、クラウド、AI など技術の革新的発展により、
すべての企業そしてあらゆる産業が変革の時を迎えています。
そうしたこれからの新しい産業を支えるための人財育成をはじめ、
情報提供や提案などを行う組織として
CEO (Circular Economy Organization) を創設し、活動を行って参ります。

設立理念

  • これからの産業界に必要な人材育成
  • これからの産業界および社会への貢献
  • 学ぶ人の成長支援

理事長挨拶

望月 晴文

  • 東京中小企業投資育成株式会社 代表取締役社長
  • 元経済産業事務次官

第4次産業革命、IOT、SOCIETY5.0といい、いま世界経済は飛躍のための変革の嵐の真っ只中にいます。ビッグデータ、モバイル、クラウド、人工知能などの技術の革新的発展により、企業、産業、社会が大変革の時を迎えています。
グローバリゼーションの進化は、世界中で起こるありとあらゆる情報を瞬時に流通させ、世界で共有される膨大な情報データとして提供されています。同時に情報処理能力の飛躍的発展はこの情報をこれまでに考えられない様々な用途に利用可能な資源に進化させています。
21世紀に入り人類は資源の有効利用という観点から循環型経済社会への政策を強化してまいりました。
指数関数的に拡大していく情報データを人類のために活用し尽くすことは究極の循環型経済(Circular Economy)の実現であります。
翻ってわが国の現状は、様々の企業や政府もこの情報データの利活用に取り組みつつありますが、もっとも大切なデータサイエンティストの不足は、将来を見据えるとたいへん深刻な状況にあります。
そんな不安を打開したいという思いから、CEO(Circular Economy Organization) を創立いたしました。
問題意識の高い多くの大学と幅広い業種の企業の連携により、優秀なデータサイエンティストの育成に資するものにしたいと切に思っております。

特別顧問のメッセージ

安西 祐一郎

  • 独立行政法人日本学術振興会理事長
  • 人工知能技術戦略会議議長
  • 元慶応義塾長

現代は指数的変化の時代である。携帯電話のユーザ数は60億人を超えた。彼らはやがて世界を覆うネットワークのユーザになる。IT, AIを使いこなす新興国の人々が世界市場の主要な部分を占めるようになる。
市場規模が25億人程度であった近代と同じルール、同じライフスタイル、同じ経済原理では、70億人市場の新しい世界が生き延びることはできない。
Well to Wheel (油田からタイヤまで)、Waste to Wealth(無駄を富に変える)など、今ほど多様で自律分散的な、互恵的なライフスタイルや経済原理が求められている時代はない。
少子高齢化、医療健康、食糧、エネルギー、格差、国家財政、どの問題も簡単ではない。当事者意識を持ち、叡智を結集して、問題を突破していく必要がある。
AI、ビッグデータ、IoT、第5世代モバイルネットワークなどを基盤とした3rd Platformには、これらの問題を解決する切り札として、第4次産業革命の潮流と相まって大きな期待が寄せられている。
幸いにして日本には、これらの問題に対する多くの経験がある。潜在力と志ある人材もあちらこちらに隠れている。これらの経験と人材を元手に危機を乗り越えるべき今の時代は、むしろ意欲のある人々にとって千載一遇の機会である。
こうした状況のもとで最大の課題の一つは、データの収集、蓄積、解析、問題の発見と解決のできる人材の育成である。できることをやるのが改革ではなく、やるべきことをやるのが改革である。人材育成改革こそ改革の一丁目一番地であることを、今こそ理解すべきだ。
学生、院生、社会人を問わず、企業、行政、地域社会、国際社会を問わず、規制と既得権の障壁を超える人材育成の改革こそ、我々の目指すべきものである。